正しいシャンプーのやり方

シャンプー前にブラッシングしておく

シャンプー前のブラッシングには、2つの効果があります。1つは、シャンプーの泡立ちが良くなることです。泡立ちが良いと髪の汚れが落ちやすくなりますし、髪と髪の間に泡が入り込むので、髪同士がすれ合って痛むことなく洗えます。

 

2つ目は、髪につけたシャンプーやリンス、コンディショナーなどが、洗い流しやすくなることです。

 

からまった髪の毛のままシャンプーすると、泡立ちが悪いので洗い残しができてしまうことがあります。また、シャンプーなどを洗い流したつもりが髪に残ってしまい、頭皮のトラブルの原因になったりするのです。

 

ブラッシングは、髪を濡らす前に行います。いきなり生え際からブラッシングするのではなく毛先から少しずつとかす方法が、髪が痛みにくいのでおすすめです。

 

シャンプー前にぬるま湯で髪をなじませる

乾いた髪に、いきなりシャンプーをつけたりはしないでしょう。シャンプーは、髪を濡らしてからつけますよね。その時に、ただ濡らすだけではなく素洗いすると、シャンプーが髪になじみやすくなり泡立ちが良くなります。

 

素洗いのお湯の温度は、38度前後が最適です。熱すぎるお湯は、頭皮の乾燥や皮脂の過剰な分泌、素洗いの時間の目安は、髪の長さにもよりますが30秒ぐらいです。

 

髪を「濡らす」というよりも「予洗い」するという感覚で行うとよいでしょう。すすぎの時にするように、指を髪の間に通して、頭皮と髪の両方にお湯が行き渡るようにします。そして、シャンプーの時と同じように、頭皮や髪を洗います。

 

しっかり泡立ててからシャンプーする

シャンプーを泡立てずにそのまま髪につけると、ムラができます。シャンプーが濃くついたところがすすぎきれなくなったり、シャンプーが薄くついただけのところが汚れ落ちが悪くなったりするのです。シャンプーは、まず手のひらに取って泡立ててから使いましょう。

 

手の汚れは泡立ちを悪くするので、手を洗ってきれいにしてからシャンプーを手のひらに取り、お湯を少量加えて泡立てます。泡立てが難しい時は、フェイス・クレンジングに使う泡立てネットで試してみてください。

 

シャンプーの量は、ショート・ヘアなら100円玉ぐらい、ロング・ヘアならそれの3倍ぐらいです。けれども、きちんと予洗いができていれば、汚れの8割りほどはすでに落ちています。そうすると、シャンプーは予洗いをしなかった場合よりも少ない量で済むのです。

 

髪と頭皮を洗う

シャンプーは、頭皮を洗うのが主な目的です。泡立てたシャンプーを少しずつ取って、髪のあちこちに分けて置き、頭皮全体にになじませます。爪を立ててガリガリと洗うと、頭皮への刺激が強く傷がついたりしますので、指の腹を使って揉むようにして洗います。爪を伸ばしている人は、シャンプーブラシで洗うとよいでしょう。髪の生え際から頭のてっぺんへと、マッサージするつもりで洗います。

 

頭皮のマッサージは、血行が良くなって抜け毛の予防にもなるのです。全体を何となく揉み洗いすると、洗い残しが出てしまいます。自分でわかりやすいように頭皮をブロック分けして順番に洗い、洗い残しが無いようにしましょう。ロング・ヘアの場合は、片手で髪を持ち上げながら、えり足を洗います。

 

シャンプーをせんぶ洗い流す

シャンプーは、すすぎも大切です。シャンプーが頭皮に残っていると、かぶれなどの肌トラブルや毛穴詰まりが起きやすくなります。すすぎは、3分〜5分ほどかけて丁寧にぜんぶのシャンプーを洗い流しましょう。髪の表面だけではなく、指をしっかりと頭皮まで差し入れて、髪ではなく頭皮についたシャンプーを洗い流すつもりですすぎます。こうすれば、髪についたシャンプーも、自然ときれいに洗い流せます。

 

また、すすぐ時には、頭皮のどの部分に洗い残しが多いかを知っておくとよいですね。耳の後ろは、流れてきたシャンプーが耳に引っかかって溜まってしまうところです。また、えり足は頭のてっぺんからシャワーした時にお湯が当たりにくく、シャンプーが残りやすいと言えます。この2箇所は、特に注意してすすぎましょう。

 

シャンプーの仕方を間違えると頭皮トラブルになるので注意

シャンプーの仕方を間違えると、頭皮にトラブルが起こります。例えば爪を立てて洗うと、頭皮が傷つくだけでなく薄毛の原因にもなるのです。また、指の腹を使って洗っても、強くゴシゴシと洗うと髪同士がすれやすく、キューティクルを痛めて艶の無い髪になってしまいます。適量以上のシャンプーは、頭皮や髪に余分な刺激を与えるだけでなく、すすぎ残しの原因に。

 

頭皮や髪に残ったシャンプーのせいで、かゆみやフケなどの頭皮トラブルが起こらないようにしましょう。1日に何度もシャンプーすると、頭皮の皮脂が取れすぎてしまい、頭皮が乾燥してしまいます。そうすると、人間の体は自然に皮脂を補給しようとするので、今度は皮脂が過剰に分泌されてしまいます。シャンプーは、1日に1回までにしましょう。