自分でできるヘアケア

きちんとブラッシング

ヘアケアは、きちんとしたブラッシングが基本です。ブラッシングにどんな効果があるのか、またどんなブラシが良いのかをご紹介しましょう。

 

ブラッシングには、頭皮の血行促進や髪の保湿、髪の汚れ落としといった効果があります。頭皮の血行が促進されると、食事で摂取した栄養が頭皮から髪に流れていきやすくなるのです。また、私たちの頭皮には体から自然に出てくる皮脂があります。

 

この皮脂を髪の先まで届かせて保湿し、髪にツヤを出すのがブラッシングです。シャンプー前のブラッシングは、頭皮や髪の汚れを浮き上がらせることができます。ブラッシングしないでシャンプーするよりも、汚れ落ちがよくなるのです。

 

ブラシは、動物の毛で木製の柄のものが、あまり静電気が起きず切れ毛の防止になります。イノシシの毛は、弾力性があって太いのが特徴です。髪の毛が太かったり多かったりする人には、根本までしっかり届くイノシシの毛のブラシが向いているでしょう。

 

豚毛や軟豚毛は、柔らかいのが特徴です。髪の毛が細かったり少なかったりする人には、頭皮を傷つけにくい豚毛や軟豚毛のブラシが向いています。

 

傷んだ髪はトリートメント

傷んでパサパサしたり、まとまり無く膨張してしまった髪の修復には、トリートメントが即効性があってよいでしょう。髪にトリートメントをつける時のポイントをご紹介します。

 

1.シャンプー後の髪は、タオルドライして水気を切っておきます。水気を多く含んだ髪にトリートメントをつけると、トリートメントが水で薄まってしまって効果が薄れるのです。
2.トリートメントをつけるのは、髪の長さの半分程度にします。頭皮や上半分の髪にトリートメントをつけると、乾かしてからも髪がペタンとなってしまったり、頭皮の毛穴を詰まらせる原因になるからです。毛先はダメージが現れやすいところですから、念入りにつけましょう。

 

3.トリートメントをつけた後は、効果をより高めるために、すぐに洗い流さずしばらく置いておきます。この時、お湯につけて絞ったタオルで髪全体を包み、さらにシャワーキャップをかぶるとよいのです。髪を温めるとキューティクルが開き、トリートメントが浸透しやすくなります。時間の目安は15分程度です。

 

頭皮マッサージで髪を元気に

頭皮マッサージをすることで、髪が元気になります。頭皮の新陳代謝が活発になり、毛穴に詰まっていた古い角質や汚れがとれるのです。また、頭皮の血行が促進されて栄養が行き渡りやすくなる効果もあります。頭皮マッサージをするのは、シャンプーの時以外にも、テレビを見ながらなど気軽に行うとよいでしょう。簡単にできるマッサージを、ご紹介します。

 

1.両手は、左右の耳をそれぞれ軽く覆うようにして頭に当てます。この時、親指は後頭部に置き、親指以外の4本の指は耳の上に置きます。頭皮に指の腹を当て、親指は固定したまま、ほかの4本の指で円を描くイメージでマッサージします。この時、指と一緒に頭皮も動かすようにして行いましょう。

 

2.一つ円を描けたら、親指も含めた5本の指を全て少し上にずらし、また同じようにマッサージします。頭頂までマッサージしたら、頭頂の「百会」という血行促進のツボも、ついでに押しましょう。百会は、両側の耳の穴と頭頂部を結んだてっぺんにあるツボです。百会を押す時には息をはきながら押し、息を吸いながら力を緩めます。

 

美しい髪は食事から

食事で摂取する栄養は、体の内側から美しい髪を作ります。美しい髪を作るための栄養素は、まずタンパク質です。タンパク質は、髪の約80%〜90%を構成している大切な栄養素。しっかりとした丈夫な髪を作るために必要です。ビタミン類も欠かせません。

 

特にビタミンB群のB1、B2やそのほかのビタミンは、摂取したタンパク質を分解してアミノ酸に変え、髪の主成分であるケラチンというタンパク質を再合成してくれます。また、髪にツヤを出すのは、トリートメントだけではありません。ミネラルである亜鉛も、髪にツヤを与える役割を持つ栄養素です。美しい髪を作る栄養素を含む食品としては、卵、アーモンドその他のナッツ類、牡蠣、たらこ、レバー、ニンジン、カボチャなどの緑黄色野菜が挙げられます。

 

あまり日常的な食品ではありませんが、ウナギも髪に良い栄養素をたくさん含む食品です。こうして見てきますと、美しい髪を作るためには、この食品だけ食べていれば大丈夫という食品は無さそうです。多くの種類の食品から、さまざまな栄養素をバランス良く摂取することが、美しい髪への近道と言えそうです。